SP「資格と免許」
ブログを閲覧いただきありがとうございます。
富士吉田市で大工として住まいづくりをトータルサポートしている梶原建築代表の梶原高一です。
梅雨間近ということで、蒸し蒸し感が日に日に強くなっていきますね。
高断熱の家を工事していると、日差しが直接入らなければ涼しいものですが、作業をすると必然的に熱を発するためすぐ暑くなります。
なので、宅内でも空調服を着て作業すると汗も飛び、快適な感じになります(笑)。
暑い日は水浴びにかぎります。我が三女のひと幕。
日曜に所用で久しぶりの地へ。
かれこれ12年ぶりかな。
ここは5年連続通う羽目になった建築士の試験会場でした。
お金もかかりましたが、資格勉強は何よりも時間を費やすことが勝負所。
諦めたら、今まで費やした時間がパーになってしまう恐怖。
そんなことを思うと、年一しかない資格試験は想像を絶するプレッシャーがあったように思います。
何と言っても1級の場合、試験時間が当時で5時間半(試験内容改正でその後6時間半に変更、改正に絡んだ自分 ( ノД`)シクシク…)!
与えられた問題から、エスキス(概ねの計画をまとめる)2時間半、~設計意図の記述1時間、~製図3時間
程度の割り振りでこなさないと間に合わない。
10月だと、11時くらいから始めて、終わるころには夕暮れです。
今でも私の宝、というか努力の記録、練習製図の総枚数は200枚近く。
時間に換算すると、、、やめておきましょう 笑。
建設現場は技能がものをいうため、実践で使える資格が多いです。
車両系建設機械や小型移動式クレーンなど、機械操作を伴うものは即戦力になるので重宝します。
業界に入ったころ、使う使わないはともかく取りまくったものも多々。
技能士も型枠や大工を一応2級まで持ってますが、実技試験は練習しないと合格は難しいので、一ヶ月とかひたすら練習に打ち込んだ思い出があります。
資格は、多くの種類がこの世に存在しますが、
講習を聞くだけで取得できるものから、実技を伴うものまで様々です。
その中でも「免許」として与えられるもの。
これは少し特別な位置になりますね。
自動車運転免許、医師免許、調理師免許などなど。
免許は人の命に係わる行為をできる特別な権限だと聞いたことがあります。
無免許での行為は当然犯罪。
建築士も設計した建物を利用する方々の人命が関わる大切な資格免許ですね。
建築は、とても社会貢献度の大きい分野だと思っています。
単純には依頼主の財産をつくることですが。
生活の拠点、健康維持、シェルター、人間形成、などなど派生要素がものすごくあり、大きな基盤だと感じます。
個人だけでなく、やがては国の宝にもなるわけですから、未来の人たち(われわれのこども)への影響は絶大。
免許の重みも半端ない。と、まったく書く予定ではなかった話題となりましたが、資格というものにクローズアップしてみました。