SP「目的の先を考える」

ブログを閲覧いただきありがとうございます。
富士吉田市で大工として住まいづくりをトータルサポートしている梶原です。

昨日、新年の一大行事である道祖神祭が幕を閉じました。
今年はやけに冷え込む一週間に感じ、肉体的にもキツいところはありましたが、無事に終えて胸を撫で下ろしています。

代々受け継がれるこの行事を準備だけでなく、お祭り期間の催しまで含めて関わると、この行事の重みをヒシヒシと感じます。

混沌とした世の中にはなってきていますが、地域行事というものは、みんなが力を併せて一つの物事にあたる大事な機会にもなり、1人よりは2人、2人よりは10人、100人いたらとてつもない力を生む。
そして、達成感を共有することで、嬉しい気持ちも何倍にも膨れ上がりますよね。
地域が良くなるため、人が安住を求めるのであれば、これからも必要なことなのではないでしょうか?

長い人生、楽ありゃ苦もある。
または、苦があるから楽がある。
良い時間はいつまでも続くものではありませんが、いつだって周りは見てますので、一所懸命向き合うことが後からついてくると信じております。

日々、建築の仕事に携わっていると、こんな行事こそ決して疎かにしてはいけないと感じてしまいます。
というのも、特に建築も大なり小なり建物をつくり上げる一大事業ですから、共通点はたくさんあります。

一大事業をするにあたって、大事なのはその目的をそれぞれが見定めること。
目的は表面的なことではなくて、根底はもっと深いものだと思います。
損得勘定が不要とは言いませんが、それだけで動いていくのであれば、決して継続できない気がします。

我々は目に見えてするのが建物をつくることですが、その本質は、その人・その家族のこれからの人生に携わることとなります。

となると、我々がお客さまに願うのは、「家内安全」「商売繁盛」「子孫繁栄」「無病息災」しかありません。

こう考えると、ご相談いただく内容もご依頼者様の希望を忠実に応えることが全てではなく、大変余計なお世話かもしれませんが、それがご依頼者の為になるかどうかを少なからず深堀して判断することが求められます。

一時のことなのか?長い期間を考えてのことなのか?
我々がお仕事をさせていただく上での基本ルール、お客さまにとって永く価値あるものとしてつくることが、お客さまを幸せに導くと信じて。