新築工事。上棟までの段取。

「呉井塚の家」新築工事

上棟までの段取

建て方で時間がかかるのはとにかく屋根。
特に今回は垂木間の断熱工事が必須。

断熱部位の上部は納まりによって
天井・桁上・屋根などがあるが、
今回は屋根に当てはまる。

上向作業は状況にもよるが、基本的には足元の不安定さ(作業床の小さい足場になると特に懸念あり)と、姿勢的なキツさがある。
なので、下向き作業ができるならそれがベスト。

特に今回は建て方時の必須ミッションとして、最低でも垂木間断熱は終えます。

屋根断熱構成が
登梁間ネオマフォーム100mm+垂木間ネオマフォーム100mm
なので、状況に応じて登梁間もまとめる予定。
ここで片付くことで、その後の進捗や工事中内部の快適性がかなり変わる。

という建て方での作業を見据え、
現在加工場にて屋根パネル製作中。
ただし、全てではなく角にかかるケラバ部分のみをパネル化。
断熱材は事前加工しておき、垂木工事後に充填です。
ちょっと細かいとこにこだわりがあるので。

全てパネル化ももちろんありだけど、納まり的にケラバ以外の垂木は、現地で充分と判断。
もちろん、長さなどは事前に段取加工。
現場加工は極力減らす。

さらに今回の軒天は桧合板を化粧野地として仕上げるので、パネル部は、これも組み込みます。
屋根が早く終わると雨の心配から解放されますね。

写真は化粧垂木が隠れてます。
据付後のお楽しみに。