耐震断熱リノベ。2階床の区切りがつきました。
「甲府の家」耐震断熱リノベ
2階床の区切りがつきました。
2階床は現調時から不陸を感じていたため、床組の状態を確認することも含め下地まで撤去しました。
床を解体してみると、2階床組のラインが各所で上端が揃っていない上に、建築当初から床組を調整していた形跡もみられました。
当時はそれなりに合わせることでなんとなく不自然さが分かりにくいように対象したかもしれませんが、私が意識して歩くと高さの違いが顕著に分かります。
床レベルを水平に保つことは、生活上の心身の影響にもつながる懸念もあるため、とても大切なことですので、2階床は一新です。
2階床は1階断熱区画の天井断熱と併用する部分となるため、通常はなかなかない2階での床断熱工事を行なった感じとなります。
既存床躯体の断熱材充填に加え、新規根太組を行なってさらに断熱材充填です。
断熱及び床組構成は、ネオマフォーム100mm+60mmとし、新規根太は910mm角で組み、厚張合板で構成してあります。
既に1階がだいぶ断熱が終わっていたために、階段室に入っただけで区画内外の体感が違うのが分かります。
既存階段も蹴上げの高さが違う部分があるため、材料の持ち込みによる昇り降りはかなり骨が折れました、、、(後半で架け替えします)
いずれにせよ、これで安心して2階床を歩くことができます。








