土台を抑えるアンカーボルト。

「甲斐のエスネル新築工事」
土台を抑えるアンカーボルトの端末処理の状況です。
20年前はナットと座金でセット。
今ではナットはほぼ使わず、ナットと座金が一体化になり座堀(ざぼり)をして土台天端と座金天端を同じ高さで納め、その上に厚張合板で床の下地をつくることが主流のように思います。
本物件も似たような一体化座金ですが、座堀機能はなく、座金は土台を座堀する必要なく、土台を締め付けています。
土台の断面欠損を最小限にすることは健全な構造としてとても有利。尚且つ座金自体も直径7センチもあり、同メーカーでの標準品よりも耐力を確保しています。
木造躯体はここから万事構築していきます。