中古現調。
甲斐市 中古現調
以前の調査で確認できなかった床下に点検口を設置して、床下の全貌を確認しました。
点検口は、できれば目立たないとこがいいので、基礎伏図を確認しながら、適当な位置にあるクローゼット内に設置。
代によっては、床下の点検という概念のない作り方になっているケースもありますが、この住宅の床下は人通口(立ち上がりのある基礎の一部に人が通るスペース)が適度に作られていて、深さもそれなりにありました。
ただし、一つ残念だったことがあります。
そもそも、前回での調査時にも点検口はあったのに、その先が全く潜れない状態だったことです。
厳密に言うと、かなり体の小さい人なら進入は可能ですが、私には無理でした。
不思議だったのが、新築後に工事したであろうエアコンの設置。実はこのエアコンは絶対に床下に入らないとできない工事をしてあったからです。
そう、結論は小さい人なら入れたということ。
確かにこういったスペースは最小限に抑えたい気持ちはわかりますが、点検する側から言うと全く優しくないですね。
以後、配管修繕などが起きても良いように、始めに設置した点検口からは離れている水廻りの集中した部分にも設置。
これで床下の対応はバッチリと言えます。
潜ってみて収穫がありました。
床下は防湿コンクリートが施工されていたこと。
調湿材と思われるものが全体に敷かれていたこと。
断熱材はあるけど薄くて効果的ではないこと。
そして、床下の納まりも当時の施工をした大工さんの丁寧さがわかるつくりでした。
ただし、今後床下での工事があると、あまり潜りたくない状態でもあったので、これは改善提案したいと思います。
それは、この「根がらみ」です。
当時の作り方は、床を支える柱(床束)の根元を固定する術がなかったため、柱同士を板などで連結して共もちする「根がらみ」。
これでは構造的には良くても、点検的には大きな障害になります。
なので、これも提案で改善させてもらえればと思います。





