軒天工事。
「甲斐のエスネル新築工事」
軒天工事を行いました。
軒天(のきてん)は通称、上げ裏(あげうら)とも言います。
屋根や庇の裏側の仕上げです。
シンプルにケイカル板を張っていますが、端部ではしっかりと軒先換気も全周で確保しています。
換気の入り口は壁の最下部や窓の上部、そして、この軒先になり、
出口は建物の最高点となる棟部分。
このように上下の出入り口があることで、温度差換気という自然な空気の上昇が発生し、常に換気が促されます。
逆に20年以上前の建物で見られることが多かった妻壁についた換気口は風が吹かないと機能しにくいものとなります。
屋根裏や壁が塞がれていっても換気をきっちりと機能させることが、結露防止や万一の雨水侵入の乾燥に繋がり、屋根の長持ちにも活きてきます。