電磁波=ストレス

3/31の年度末に当社主催でセミナーを行いました。
株式会社レジナの土田社長をお招きして、住まいにおける「空気」「湿度」「温熱」「電磁波」について。
開催場所は1月に見学会を行ったお施主様宅です。実はこのお宅のリビングにはレジナの珪藻土(オールアースパウダー)を使っています。その縁もあっての開催となりました。

今回の題目は1960年代にドイツで生まれた建築生物学・バウビオロギー(Baubiologie)の考え方が主体となります。
どんな内容なのか?日本バウビオロギー研究会のサイトに25の指針が掲載されています。こちらから

工業製品があふれる現代、人はいかに自然なものに身を置かなければならないか?
そんなことを改めて考えなければいけない機会となりました。


バウビオロギーの環境要素には電磁波も対象

我々が普段使っている電気は「交流」が主であり、これによって利便性が格段に上がっています。
しかし、その裏で必ず電磁波が発生していることも事実です。
今回の話で電磁波について正しい認識を持つことも大切な内容でした。


コップ一杯の水の支度を、と言われオールアースパウダー(導電性珪藻土)にいきなり水をかける土田社長。
セミナーは2時間でしたが知らずのうちに渇いていきます。

自分の経歴や電磁波のことに携わることになったきっかけなどの導入部分のお話から。

 


20代の頃販売していたホットカーペットが火災を起こし、電磁気干渉の問題から電磁波の影響について考え始め、いろいろ深掘り。
どうやら、日本は世界一電磁波の強い国だということです。

 

 


電磁波とは?

電磁波」とは、「電」=電気=電場 と 「磁」=磁気=磁場の両方の性質をもつ「波」のことです。

気になる身体への影響について、次のように考えられています。

電場・・・発生する誘導電流によって自律神経や皮膚表面に影響を及ぼすと言われている。コンセントプラグを差し込んだ時点で発生。単位v/m(ボルト・パー・メートル)
アースを取ることで解決。

磁場・・・すべての物質を貫通し、電磁誘導により熱変化をおこす。遺伝子損傷や内臓疾患、および発ガンの可能性あり。家電製品のスイッチを入れた時点で発生。単位はmG(ミリガウス)
距離をとることで解決。

・・・振動がとなりからとなりへと伝わっていく現象。

電磁波の影響は見えないものでもあるため明確な原因と断言できませんが、ありがちな症状は、手のしびれ、頭痛、めまい、皮膚のかゆみ、湿疹などその他いろいろ身体の不調を起こすようです。ひどい場合は電磁波過敏症というアレルギー症状という方も現に存在します。

世界各国では電磁波の基準が設けられていて、福祉国家で有名なスウェーデンに至っては最も厳しい基準を設けています。
半面、日本には身近なレベルでの基準はありません。(特別高圧の架空電線路や変電設備などが対象)

いろいろな電気事情も日本は特異です。海外は高電圧が主流ですが、日本は100Vが主流。ただ低電圧はロスが大きいので電気をたくさん作らなければいけません。だから、日本は発電所がいっぱいあるのか!


もちろん測定も行いました。ホットカーペットにコンセント差しただけの状態(電源オフ)の離れていても電場を検知。

 

 

 


通常コンセントでもアースがとれないかを考えた土田社長。
コンセントをよく見ると差し込みの二本線には長い(0V)と短い(100V)がある。
これを利用してアースがとれるのがプラグインアース

 


身体がふれる電化製品といえば、ホットカーペット以外にパソコンがありますね!これも要注意!
アースが必須です。
そして、高周波の影響として携帯電話のお話もありました。耳から離す!イヤホンを使いましょうと。

 


屋内電気配線に注意

さて、身近なものの中で落とし穴は屋内電気配線

30年前の電気配線の量150mに対して、現代は950mほど!
家電製品の増加や照明、生活スタイルの変化を思えばなるほどな量です。
しかし、これらからも電磁波は発生しています。
やはりアースが必要です。
オールアース住宅では、これらの対策も可能になります。社長が手にしているのは特殊な導電性シートスパンボンド



屋内での生活が多いことを改めて考える

シックハウス症候群電磁波過敏症などのあらゆるアレルギー反応はいわゆる人体への「ストレス」であることを認識しましょう。
となると、住環境がどのようにつくられているか?ということにつながっていきます。

躯体の木材の防蟻対策は人体に有害な農薬などを用いるのではなく、天然鉱物のホウ酸処理を用いることできれいな空気を維持しながらでシロアリを寄せ付けないことができます。

室内の空気質を良くするには内装で木材の多用自然素材の塗り壁を用いて化学物質が出ない状態を作ることが大切です。
自然素材には調湿作用効果があるので、湿度の調整につながり、体を乾燥させないことは静電気の帯電を抑えることにもつながります。

そして、電気配線は経路をよく検討し、人が常時いるようなところはその対策を考える(アースをとる)。


ストレスの原因を探る

ストレス」を受け続けることは人の体を弱らせていきます。
その原因は複雑で人間関係もあれば環境的なものもある。
また、性格・性別も大きく影響し、感じる人(敏感)と感じない人(鈍感)に分かれます。
しかし、良好な人間関係の構築には良好な環境が必要だと私は思います。
良好な環境をつくることは人の健康を守る予防対策につながるはずです。

今回のセミナーを通して感じたのは、経済大国とよばれている現代の日本が他の先進国と比べて不自然な環境で生活していることに、もう一度目を向ける必要があることだと。
その結果出ている現象や影響、社会的な問題も根深いものがあります。

今の生活を見直し、これから利便性や目先の欲にとらわれるのではなく、もっと先を見据えた考えのもと生活基盤をつくっていくことが今後の皆さんの繁栄につながるのではないかと思いました。

最後まで読んでいただいた方、まだまだ伝えきれていないことはたくさんありますが、まずは関心を持っていただければ幸いです。
ありがとうございました。

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